早いもので、新年が明けてもう一ヶ月が経とうとしております。
2月には「節分」があります。
地域によって差はありますが、「節分に食べると縁起が良い」と言われる食べ物があります。
その中のひとつ、「イワシ」
節分に「イワシ」を食べる由来については、これも地方によって様々なようですが
主には、「焼くときの煙で鬼を追い払う」や「その匂いを鬼が嫌う」などのようです。
今回の節分ランチでは「塩焼き」としてお出しさせていただきます。
「匂いを嫌う」とありますが、新鮮なイワシをふっくらと焼き上げたものは
匂いもなく、ワタも甘く旨味がたっぷりで、千畳敷の一品として恥じない物になっております。
次に、松花堂弁当の中の「くじらの竜田揚げ」。
節分にくじらを食すのは、主におとなりの山口県での風習となるようです。
くじらは、「大きいもの」の代表であり
「心を大きく(広く)」「志を大きく」といった思いが込められているようです。
その他にも、こんにゃくがたっぷり入ったけんちん汁やそら豆など
節分にいただくと縁起が良い、と言い伝えられてきたものをふんだんに取り入れてあります。
「縁起物」の意味合いもあるのですが、これらは全て
「冬の寒い時期に、栄養価の高いものをいただいて、病気にならないように」
という先人の思いから始まった風習。
お客様の無病息災を祈り、心をこめて調理させていただきます。
節分の期間のみの限定ランチになります。
期間【2月1日(木)〜9日(金)】
2600円(税別)
※完全予約制ではありませんが、食材確保等ございますので事前にご予約いただくことをおすすめ致します。